ピアノは脳に良い影響を与える~その1~ピアノは脳全体を使う?

音楽トレーニングは、脳に良い影響を与えるということを続けて投稿しています。

これまでの研究は、楽器ならなんでもいいというものでした。

 

保護者の方の中には、吹奏楽部経験者の方も多いと思います。

 

フルートやクラリネットといった木管楽器

トランペットやホルンといった金管楽器

バイオリンやチェロといった弦楽器

マリンバや大太鼓といった打楽器

ギターやベースなどもあって

様々な楽器があります。

 

しかし、楽器の中で、ピアノは圧倒的にお子さんの習い事としてはポピュラーです。

 

脳科学的には、他の楽器と何が違うか?

科学的に実証された研究を多数紹介していきます。

 

まずは、YouTubeから。

YouTubeの自動翻訳機能を使うと日本語翻訳が見られます。

 

A Piano Lesson for Life – Changing the Brain through Music 

ピアノで生涯学習~音楽を通して脳を変える

動画の翻訳の一部を紹介します。 

(翻訳バイオラ大学ピアノ教育学講師 河村まなみ先生)

 

ピアノを弾くという行為は、高度で多種多様な能力を必要とします。 

まず楽譜を読みます。 

音を 読んで、指の動きに変換し、それを両手で行います。 

その努力が正しく音に反映されているか確認します。 

 

視覚、読解力、計画力、運動機能、聴覚機能、つまり脳全体を活用するのです。 

 

この動作を練習で繰り返すことで、心にとってはご褒美機能が働き、

脳にとっては脳内神経ネ ットワークを構築することになるのです。

 

さらに 音楽家の脳は神経科学者にとっては贈り物のようなものです。 

長期間の専門的な楽器の訓練を受けた人達の脳は、音楽が脳にとっても贈り物だということを表しています。 

 

こういうわけで、音楽家の脳は神経科学者にとっては贈り物のようなものです。 

この図の黄色い部分が音楽家の聴覚野ですが、高性能にできていて、

音楽だけでなく言葉の処理にも優れています。

 

2つの大脳半球をつなぐ橋である脳梁は一般人より大きくて強いです。 

オレンジ色で示されている部分です。

手の機能ももちろん高性能です。 

手の動きを司る脳の部分は、一般人より大きく、繊細な動きに対応することができます。 

 

音楽の訓練を受けた子供や 青年達は学業成績が良いことが多く、IQ テストや記憶力テストも同様です。 

 

また音楽創造は痴ほう症予防になり、脳の高齢化を遅らせる働きもあります。 

ですから、私は皆さんに、脳に良いことをしてあげて下さいと勧めます。 

そうすれば、脳もあなたに良くしてくれます。 

 

コンピューターの中にもピアノの機能が入っていますよね。 

それで 自分なりに始めてくれても良いです。

脳はその音楽を喜んでくれるはずです。 

ありがとうございました。 

 

 

ピアノのレッスンはまずは、楽譜の読み方からスタートします。

楽譜の読み方を理解しながら、右手と左手の練習をします。

様子を見ながら、両手で同時に弾く練習も行います。

 

全くピアノを弾いたことない人は、小さい子が両手で弾いている姿に

感心、感動さえ覚えるのではないでしょうか?

ピアノを弾くというのは、日常生活にはない、特別な作業ですが、

実は、ちゃんとステップを踏んで行けば誰でもできることなのです。

 

お子さんでも、初めての大人の方でも大丈夫!

絶対に弾けるようになります。

それは私が保証します。

 

そして、その結果、音楽を楽しむという最高の喜びが手に入るだけでなく

脳への良い影響も手に入るのです。