オンラインレッスンってどうするの?

オンラインレッスンって何?

 

オンラインレッスンはスマートフォンやパソコン、タブレットなどのインターネット接続機器を使って、ビデオ通話をしながらレッスンを行います。

 

当教室では、スマートフォンでオンラインレッスンを受けていらっしゃる方がほとんどです。

 

LINEアプリのビデオ通話と、グーグルduoを使用していますが、zoomやスカイプなどのアプリを利用することも可能です。

 

いずれも、データ通信でテレビ電話ができますので、Wi-Fiがあることが望ましいです。

 

音声や画像が途切れる時はどうする?

意外に思われるかもしれませんが、他の電化製品が電波の邪魔をすることがあるようです。

冷蔵庫などは電源を切ることができませんが、電子レンジは使わないようにしてみてください。

 

ご家族がWi-Fiを使っていると、通信速度が遅くなって音声や画像が途切れることがあります。

レッスン時間でなくてもできるゲームや動画視聴などは、時間をずらしてもらうようにしてみてください。

 

オンラインレッスンをしている近くでテレビの音を大きくしたり、台所で水を流したりすると、音声が聞き取りにくくなることがあります。

 

それでも、通信の途切れがひどい時はWi-Fiが弱い可能性があります。

Wi-Fi接続を切って、オンラインレッスンを受ける、というのもひとつの手です。

ちなみに、LINEのビデオ通話30分だと153㎆です。

 

ご自宅のインターネット利用環境の通信速度がどのくらいなのか把握するために、まずは、スピードテストをしてみてください。

「スピードテストはこちら」

このテストで「アップロード”上り”(メールやLINEの送信)」と「ダウンロード”下り”(ホームページを見る、動画視聴など)」

の速度が分かります。

速度が遅い場合は、音声や画像が途切れてしまうことがあります。

そんな時は、Wi-Fi中継器を置いたり、パソコンなどを有線で使用すると改善することがあります。

 

レッスン室で、講師のスマートフォンのスピードテストをした結果は以下の通りです。

インターネットを高速で利用することができるので、講師側に届く音声が途絶えてしまうという心配は殆どありません。

もし、音声が途切れがちになる、画像が固まってしまう、という場合はスピードテストをしてみてください。

インターネット速度が遅い場合には、有線にしたり、家族にインターネットをレッスンの時間だけ使わないようにしてもらったりして、対策を考えてみてください。

スマートフォンはどう置く?

スマートフォンはピアノの端に置いて使うこともできます。

 

もちろん、何かスタンドになるような物や、三脚を使うと置いた時にとても安定します。

不安定な所に置いてしまうと、ピアノの音の振動で倒れてしまうことがあるので、注意が必要です。

譜面立てにスマートフォンを置いて使うというのも、高さ調節が簡単なので、良いです。

生徒さんに両手で弾いている様子を説明する時には、ピアノの譜面立てにスマホフレキシブルロングクリップを挟んで動画を撮影することもあります。

フレキシブルロングクリップにスマートフォンをはさんで上から撮影すると、こんな角度で動画を撮影することができます。

手元をハッキリ見せながら、説明することで、理解しやすいようにしています。

 

講師側から見る画面

講師側からは、生徒さん側が大きく映るように設定しています。

上手に弾けたら、言葉やジェスチャーで伝えることもありますが、色々なカードで伝えることもあります。

音符カードを出して、音符を読む練習は普段のレッスンでも取り入れていますが、オンラインでの音符クイズは、いつもと違った面白さがあるようです。

音楽ドリルもチェックしています

音楽ドリルはオンラインレッスンでもチェックしています。

 

書いたページを撮影してLINEやメールで送ってもらい、丸付けをして返信します。

生徒さんから送られてきたドリルの写真
生徒さんから送られてきたドリルの写真

講師が添削して返信するドリルの写真
講師が添削して返信するドリルの写真
生徒さんから送られてきたドリルの写真
生徒さんから送られてきたドリルの写真

講師が添削して返信するドリルの写真
講師が添削して返信するドリルの写真

オンラインレッスンを受けた方の感想

保護者の方からは、

「子どもは、新鮮な気持ちでレッスンを楽しめたとの事です。」

 

「いつものレッスンより集中してお話を聞こうとしていたように思います。」

 

「注意点を自分で楽譜に書き込むのも、良い取り組みだと思いました。」

 

「出掛けないし、家族以外と話す機会も無いので、オンラインでレッスンがあるのは有難いです。」

 

「こうなったら、オンラインレッスンになるのは、当然だと思っていました。」

 

「先生のアドバイスなどを親も聞けるのが良かったです。練習する時に、娘に伝えやすいと感じました。」

 

「オンラインレッスンの合間に動画添削をしていただいたので、気付かず間違えて弾いている部分を次のオンラインレッスンまでに直せるので、いつもより早く合格をいただけていると思いました。先生からのコメント動画はとても丁寧で分かりやすく、見たい時にいつでも見られるのも有難かったです。」

 

と、いうお声を頂戴しました。

 

保護者の方のご協力は少なからずお願いすることになりますが、オンラインならではの良さや楽しみを見つけていけると良いな、と、思います。

 

全くの初心者で、まだ、1回しか対面レッスンをしていないというのに、ドンドン合格していく新1年生さんもいました。

お母様からは、オンラインであることをまったく感じさせない、いつも通りの会話やレッスン進め方に、とても安心できました。

先生のリードに少しずつ調子が出たようで、オンライン通話も初めてにしてはよくトライしたと思います。

○×ジェスチャーがとてもよかったようで、ポーズをとること自体を楽しんでいました。

と、ご連絡頂きました。

 

練習動画を送って下さった生徒さんには、動画で返信しています。

 

生徒さんからは、

とてもわかりやすかったです。何度も見て、練習します!」

 

「先生の弾き方を頂けることで、練習の時にとても役立ちました。」

 

丁寧にとても分かりやすくて、永久保存版です。

こちらの楽譜に書き込んでみました!」

 

と、おっしゃっていました。

 

動画だと、何度も繰り返し見て復習することができるので、オンラインレッスンの後に補足として、動画で解説して送る場合もあります。

音声が聞き取りにくい時がある、とおっしゃる方もいらっしゃるので、動画を見て、レッスンを振り返って頂きたいと考えています。

メリットとデメリット

オンラインレッスンのメリットといえば、一番に自宅でレッスンが受けられることです。

大雨の日や、送迎される保護者の方が体調が悪い時でも、送迎しなくて良いというのは、

負担がかなり軽減されると言えます。

 

また、講師が自宅での練習の様子を見ることができるというのも大きなメリットです。

 

椅子の高さが合っているかどうか、どんな楽器で練習しているか、などが分かるので、練習のアドバイスが、適格にできると言えます。

 

対面レッスンでは、講師が注意点などは書き込んで説明することも多いですが、オンラインでは講師が直接書き込むのではなく、生徒さんに書き込んでもらうようにしているので、より、注意点を明確に意識してピアノを弾くことができるようになります。

 

オンラインでのコミュニケーションに慣れていない小さなお子様でも、画面から聞こえてくる講師の声をしっかり聞こうとしてくれるので、いつも以上に集中しているように感じます。

 

逆に一番のデメリットはグランドピアノを弾くことができない、ということです。

 

当教室の生徒さんは、電子ピアノかアップライトピアノを使って自宅で練習していらっしゃいますので、教室のグランドピアノを弾くことを楽しみにしてくれています。

けれども、オンラインレッスンでは、いつもの自分の楽器でレッスンを受講することになるので、物足りなさを感じるのは否めないです。

 

また、ご家庭によっては、インターネットの接続の問題で、音声が聞き取りにくかったり、画像が乱れたりすることがあります。

スムーズにコミュニケーションができないと、疲れてしまうというデメリットがあります。

 

小さなご兄弟がいらっしゃると、レッスンの様子が気になってレッスン中でもピアノを触りにきたり、騒いだりしてしまうことがあります。

そうすると、集中できない、講師の声が届かない、などの問題が出てきます。

 

Wi-Fiが無いご家庭ですと、データ使用量が増えてしまい、通信速度が落ちるというデメリットもあります。