習い事全般に言えることですが、
レッスンを受ける時には、マナーを守ることが大切です。
基本的なことかもしれませんが、
決められた曜日、決められた時間に必ず遅れずにレッスンに行くことです。
もちろん、決められた時間より、かなり早く行くのも良くありません。
5分前くらいに着くのが理想です。
なぜなら、前の人がレッスン中だったり、
先生にもレッスンの準備時間が必要だったりするからです。
もし、どうしても病気や用事ができて欠席する場合は、
分かった時点で早めに先生に連絡するようにしましょう。
無断欠席されると、先生は生徒が来るのか、来ないのか、遅れてくるのか、
事件や事故に遭ったのかが分かりません。
その人のレッスン時間中、ひたすら椅子に座って待っていなくてはなりません。
「うっかりレッスンのことを忘れていた」というのは言い訳にしかなりません。
仮に遅れてレッスンに行ってしまったとしても、
その人のレッスン時間中ならピアノを弾かせてもらえるかもしれませんが、
決められた時間を過ぎてしまったら延長はしてもらえないと思っておいたが方が良いです。
次の生徒さんが来られることもありますし、
先生にもスケジュールがあります。
無断で来なかった分、先生は待っていたことでレッスンの時間を割いていたのですから。
もし、事前に連絡していれば、可能な範囲で振替レッスンをして下さる先生もいるので、
相談してみると良いかもしれません。
しかし、振替が度々続くと、断られる可能性もあります。
(ちなみに、当教室では、事前連絡を頂ければ、可能な範囲で
1ヵ月に1回だけ振替レッスンを致します。)
それから、挨拶もしっかりできるようにしましょう。
子どもが小さいうちは、恥ずかしがって、
なかなか元気に挨拶することは難しいかもしれません。
けれども「ピアノを教えて頂きに行く」ということを話せば、
子どもでも何をしに行くのか理解できます。
レッスンに行く前から、挨拶はできるようにしておくと良いですよ。
もし、できなくても親がお手本となるように毎回
「こんにちは。よろしくお願いします。」と言ってレッスン室に入り、
帰る時には「ありがとうございました」と言っていると、
そういうふうに言うものだと分かってきます。
ピアノに限らず、病院でも、スイミングスクールでも、お習字でもです。
そして、先生に何か言われたら頷くだけではなく「はい」とお返事をするようにしましょう。
そういう習慣をつけておくと、大きくなった時に、
役立つ場面はきっと多いと思います。